もしも江戸時代にタイムスリップしたら……。
どうやって生活していくんだ?
という現実的な面は置いておいて、日々の暮らしは戸惑うことばかりでしょうね。
洗濯機がない、掃除機がない、エアコンがないなどなど。
食生活だって大変です。
まず、お肉が食べられないって時点で、「無理」って言いそうな人続出では?^^;
基本は野菜オンリー、たまに魚があればご馳走なんて食事に絶望して、「だったら、自分で牧畜してやる」と牛、豚、鶏を飼い始めたりして。
まあ、ご近所でも評判の変わり者と見られるのは必至でしょう。
しかも、「よし食ってやるぞ」という段になって、捌き方がさっぱりわからなくて呆然となるオチ。
その業界の人でなければ我々がお肉を見るのはパックに入った切身だけですもんね。
どうやって、あの状態に持って行っているのかなんて分かるわけありません。
しかも、悪戦苦闘して捌けたとしても冷蔵庫がないことに二度目の呆然(--;
大量のお肉をダメにしてしまいそうです。
そんな時の強い味方がこの料理。
お豆腐なのにお肉みたいな食感、味付け。
もし、不幸にもタイムスリップしてしまったらぜひお試しください。
【材料】(2人分)
-調理時間:40分-
- 木綿豆腐:半丁
- サラダ油:少々
- 刻み葱:適宜
[調味料パート]
- おろし生姜:ひとかけ分
- 濃口醤油:9g(大匙1/2)
- 味醂:9g(大匙1/2)
- 砂糖:4g(大匙1/2)
【作り方】
- 豆腐はきっちり水切りします。短時間で水切りするテクニックはこちらを参照ください。
- 豆腐を粗みじんに切ります。フライパンにサラダ油と豆腐を入れ中火にかけて豆腐を潰しながら1分ほど炒めます。
- 2.に[調味料パート]を加えて火を弱め、焦がさないよう気を付けながら炒り付けます。水気がほとんどなくなったらできあがり。小鉢に盛って刻み葱を散らします。
【一口メモ】
- 水切りして程よく硬くなった豆腐の食感はまさにお肉。一丁、数十円で作ったとは思えない侮れない美味しさです。
- ご飯に振りかけても楽しいです。お弁当のお菜にもお薦め、お肉と違って油が固まらないので数時間後に食べても美味しいですよ。
- 炒り卵と合わせてダブルそぼろにすれば楽しさ倍増。更に小松菜の煮付けと合わせて三色そぼろにすれば楽しさ三倍。いろいろ試してみて下さいな。