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豚肉の料理(和食)

ふんわり卵と豚バラ肉の炒め物

僕は食材の仕入れはまとめ買い派で週に1回1週間分の食材を買い込んで1週間かけて使い切るスタイルを採っています。

なので買い出し直前になると冷蔵庫の中はすっからかん。

奥の壁まで見通せるくらい入っているものが少なくなります。

けどね、その状況になっても料理が作れなくなっているわけではありません。

そこからだって2、3週間くらいは普通に三度の食事が楽しめる程度の在庫はどこの家庭のキッチンにもあるものです、たぶん。

って、全く料理をしない人の家だとさすがに無理かもwせっかくなので食材が少なくなった時に役に立つ7段階の料理テクをご紹介しましょう。

  • まず第一段階「乾麺」の活用。

家にカップ麺や袋入りラーメンを置いているご家庭は多いんじゃないでしょうか。

あるいはうどんや蕎麦やそうめんの乾麺もあるかもしれません。

これを活用して一食分作るというのは誰もがすぐに思い付くワザですね。

ラーメン系はスープ付きがデフォなので調味料要らずで楽ちん。

うどんや蕎麦は淡白でなんにでも味が馴染むので好みのスープと合わせて献立のバリエーションを広げられるというメリットもあります(カップスープなどのインスタント物を使うのもありですよ)。

いずれにせよ料理とも呼べないくらい簡単な手間で一食作れるのは嬉しい限り。

  • 第二段階は「缶詰」の活用。

蓋を開ければすぐ食べられるクイックさはインスタントラーメンをも凌駕します。

それだけではなく缶詰の中身は食材としても使えるのです。

例えばあり合わせの野菜と一緒に鍋で煮て味を調えれば立派な煮物になります。

焼鳥缶や魚の缶詰をお米と一緒に炊けば即席の炊き込みご飯になります。

いくらでもボリュームアップを図って主菜にできちゃうのが缶詰の本領だと僕は思います。

  • 第三段階は「レトルトソース」の活用。

パスタソースなどは超優秀な万能ソースでご飯と合わせればドリア、リゾット、炒飯なんでもござれ。

ただのソース(調味料)のはずなのになぜか主菜になってしまう。

  • 第四段階は「乾物や漬物」の活用。

高野豆腐、ひじき、切り干し大根などは水に戻して煮るだけで1品のおかずができちゃう超便利アイテムなので常備したいところ。

漬物や梅干しはそれだけだと箸休め程度のボリュームにしかなりませんがたいていの漬物はおにぎりの具材になりますので一気に主食に格上げ。

あとスープやサラダでも大いに活躍してくれます。

以上、この辺までは料理らしい料理をしなくても1食分作れちゃう超便利テクです。

次の段階くらいからはちょっと料理らしくなってくるかな。

  • 第五段階は「冷凍野菜」の活用。

実は大半の野菜は冷凍保存が利きます。

そして冷凍することで保存できる期間がぐんと伸びます。

しかも冷凍すると細胞内の水分が膨張して細胞膜が破れるので火の通りが速くなるというメリットもあります。

なので我が家ではピーマン、セロリ、生姜、葱など傷みやすい野菜、使い切るのに時間がかかる野菜は食べやすい大きさに切ってバットに並べて冷凍。

凍ったらビニール袋に入れて保存しています。

使いたい時にさっと使えて超便利ですよ。

  • 第六段階は「米や粉類」の活用。

はっきり言ってお米や粉物が作れる粉類が尽きるまでは家に食材がないなんて嘆いてはいけないと僕は思います。

これさえあればなんとかなると感じている人は多いんじゃないかな。

  • そして第七段階は「高汎用性食材」の活用。

ちょっと言い回しが抽象的ですが汎用性の高い食材のことで具体的には卵や豆腐などを指します。

これさえあれば和洋中なんでもござれ。

もしもある日突然クーデターが起こり政府から外出禁止令が発令されて買い物に行けなくなったとしても卵さえあれば夕飯の食卓に悲壮感は漂いません。

「昨日はオムレツだったから今日は出汁巻き卵にしようかな。いや薄く焼いて天津飯なんてどうよ」

という会話が飛び出すくらいお気楽になります。

かように令和を生きる僕らが「家に食材が何もない」というセリフを口にするのはまだまだ見極めが甘い。

「せめて米粒ひとつぶ、卵の1つもない状態になってから言えよ」

なんてご先祖様に笑われてしまうかもです。

過日、冷蔵庫を覗くと豚バラスライスが中途半端に残っておりました。

これをおかずにするとしてもボリュームが足りない。

そんな時でも卵が1個ありさえすればしっかりボリュームアップを図ることができちゃうのです。

【材料】(1人分) 

調理時間:7分-

  • 豚バラスライス:100g
  • 椎茸:1本
  • サラダ油:6g(大匙1/2)
  • ごま油:2g(小匙1/2)

[卵液パート]

  • 卵:1個
  • マヨネーズ:12g(大匙1)

[調味料パート]

  • オイスターソース:9g(大匙1)
  • 味醂:9g(大匙1)
  • おろしにんにく:ひとかけ分
  • 鶏がらスープの素:2g

【作り方】

  1.  豚肉は食べやすい大きさに切ります。椎茸は石突を落として傘と軸に切り分け両方とも薄くスライスします。[卵液パート]をボウルに合わせよく混ぜ合わせておきます。
  2. フライパンにサラダ油を入れて中火にかけます。これに[卵液パート]を流し入れてそのまま10秒いじらずに待ちます。菜箸を使って卵の端から畳んでいき溢れて広がった卵液も固まる端から畳んでいきます。完全な液状部分が亡くなったら素早くフライ返しで掬って皿に取ります。 ※この作業は20秒以内でこなしてください。卵が半熟状態であることが肝心です。
  3. 2.のフライパンを洗わずにそのままごま油を加えて中火にかけます。これに豚肉と椎茸を加えて豚肉の色が変わるまで炒めます。
  4. 3.に[調味料パート]を加えてざっと混ぜ更に2.の卵を加えて卵を崩して残りの具材に混ぜ込みつつ30秒炒めればできあがり。

【一口メモ】

  • なんかファミレスのメニューに載っていそうな料理名ですがしっかり美味しいです。主食材は豚肉ということになると思いますがふわっと半熟の卵の食感が心地よいアクセントになっています。
  • この種の料理がお手軽に作れる「●●の素」的な合わせ調味料は市販されていると思いますがそこそこ良いお値段。けど実は家にある調味料でも簡単に作れちゃうんですよ。
  • オイスターソースの手持ちがない場合は濃口醤油:6g(小匙1)、味噌:6g(小匙1)を合わせて使ってください。風味は少し変わりますが美味しく作れます。
  • このレシピは甘味を抑えた大人向けの味付けになっています。小さいお子さんがいらっしゃるご家庭なら砂糖:3g(小匙1)を加えると喜ばれると思いますよ。
  • 逆に辛口がお好きなら豆板醤または小口切りにした鷹の爪か一味唐辛子を加えてピリ辛にするのもありです。

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