「チキン南蛮」があるなら「ポーク南蛮」があったって良いじゃないか。
そんな発想でお昼にこんな料理を作りました。
しっかし、テレワーク中のお昼休みにこんなこったもの作るか。
ま、揚げ油の片付け含めて10分もあれば作れるんですけどね^^;
ところでチキン南蛮と言うと宮崎県名物のタルタルソースがかかった料理を思い浮かべる人が多いと思います。
全国的に見ても居酒屋に「チキン南蛮」と書かれたメニューがあれば注文して出てくるのは天ぷらのように熱い衣をまとった揚げ鶏にタルタルソースがたっぷりかかった皿が圧倒的に多いでしょう。
けど実はもうひとつのチキン南蛮が高知県にはあるのです。
それはオーロラソースがかかったチキン南蛮。
高知県ではチキン南蛮と言えばトマトケチャップとマヨネーズを合わせたオーロラソースがド定番で高知のソウルフードとまで言われているそうなのです。
けど、他県の人が間違って高知でチキン南蛮を頼んじゃったら「これじゃない感」がハンパない気がするな。
今回はその高知バージョンに寄せてポーク南蛮を作ってみました。
【材料】(2人分)
-調理時間:10分-
- とんかつ用肉:2枚
- 天ぷら粉(市販の天ぷら粉と水を合わせたもの):適宜
- 揚げ油:適宜
- レタス:数枚
[オーロラソースパート]
- マヨネーズ:24g(大匙2)
- ケチャップ:10g(小匙2)
- 玉ねぎみじん切り:1/4個分
- (あれば)福神漬けみじん切り:大匙1
- 塩、ホワイトペッパー:少々
【作り方】
- 揚げ油を170度に温めます。
- 1.をやっている間にお肉を一口大に切り天ぷら粉をまぶしておきます。 ※天ぷら粉はできれば早めに水と合わせて作って冷蔵庫で冷やしておくのがコツです。
- 2.を揚げ油に入れて2分揚げ、ひっくり返して更に2分揚げます。
- 3.をやっている間に[オーロラソースパート]を合わせておきます。レタスを手で千切ってお皿に敷いておきます。
- 揚げ上がったら油をよく切って4.のお皿に盛り付け[オーロラソースパート]をたっぷりかければできあがり。
【一口メモ】
- とんかつの衣とはまた違うさくさくした天ぷらの衣の食感が楽しいです。オーロラソースはトマトケチャップの甘みと酸味が加わってちょっと新鮮な味わいでした。
- このレシピの段取りポイントは最初に揚げ油を温め始めてから調理にかかること。揚げている間にソース、レタスの支度を済ませることです。
- タルタルソースではピクルスのみじん切りを使いますがちょっと和風に寄せて福神漬けやらっきょうのみじん切りを加えると良いアクセントになりますよ。
- 天ぷら粉の代わりにまんまトンカツとして揚げてしまってオーロラソースをかけると食感が変わってまた楽し。ご飯に載せて変わりカツ丼として食べるのもありです。
- 全体にこってりした料理なので口の中をさっぱりさせるような香の物を箸休めに用意するのがオススメです。