僕は普段、パスタソースは自作する派です。
カルボナーラでもミートソースでもタラコスパでも冷蔵庫にあるもので作っちゃってわざわざスーパーでレトルトのソースを買ってきたりはしない派です。
けどね、最近ちょっとレトルトのソースを見直しているかも。
こんなに安くてこんなに美味しいならこれはこれでありかなとか。
そういえば結婚したての頃は中華が食べたくなるとよくCOOK-DOを買ってきていました。
というかあれがないと中華が作れないと思っていたフシがあります。
その後、いろいろ料理を覚えていく中で調味料を合わせれば青椒肉絲でも酢豚でも麻婆豆腐でも家にある調味料で作れちゃうことを知っていつの間にか買わなくなっちゃったんですよね。
けど、僕が結婚したのは1996年。
かれこれ30年の歳月が経っています。
その間にCOOK-DOだって進化を遂げているはず。
ちょっと食べてみたいかも──なんて興味を惹かれております。
美味しんぼ的な視点から見ればレトルト食品は良くないところも多々あるかもしれません。
けどね、「美味しいと言わせたい」という想いと真摯に向き合って多くの人が研鑽、工夫を凝らしてきた技術の結晶であることは間違いないと思うのです。
そして料理の苦手な人にとっては夕飯作りの何より心強い味方であることも疑いようのないところだと思うのです。
料理を覚えたての頃に回帰してレトルト食品に惹かれる今日この頃。
業務スーパーで売っていたミートソースを使ってまたまたこんな料理を作ってしまいました。
イタリアンではなく中華というのが天邪鬼な僕らしいw
【材料】(1人分)
-調理時間:8分-
- ご飯:1膳分
- 卵:1個
- 玉ねぎ:1/4個
- にんにく:ひとかけ
- サラダ油:12g(大匙1)
- (市販の)ミートソース:100~120g
- 蕎麦の返しまたは麺つゆ:小匙1
- 豆板醤:4g(小匙2/3)
- ブラックペッパー:少々
【作り方】
- 卵はよく溶いておきます。玉ねぎとにんにくはみじん切りにします。
- 中華鍋かフライパンにサラダ油を入れて強火にかけ煙が立つまで熱します。これに卵を入れてざっとかき混ぜ半熟に炒めます。更にご飯を加えて手早く卵と和えて米粒がバラバラになるまで炒めます。一旦これを皿に取ります。
- 2.の中華鍋かフライパンに玉ねぎとにんにくを入れて中火にかけて炒めます。香りが立ってきたらミートソース豆板醤を入れて強火にし、ぐつぐつ煮立つまで温めます。これにご飯を戻して絡めながら水気がほぼなくなるまで煮詰めます。
- 3.に蕎麦の返しとブラックペッパーを加えてざっと混ぜればできあがり。
【一口メモ】
- パスタ用のミートソースを炒飯に転用してみました。意外とベタベタせずパラパラ。トマトの風味も良い感じ。これはこれでありなんじゃないかな。
- ミートソースは甘めの味付けのものが多いので豆板醤を加えて味を補正しています。どれくらい加えるかはミートソースの味次第なので予め少量小皿にとって豆板醤を加えながら味見をして決めてください。
- 中華らしい風味を強化するためににんにくのみじん切りを加えました。手持ちがあれば生姜、セロリのみじん切りをプラスすると更に複雑な風味を楽しめます。
- ミートソースを使うので(お肉が入っているので)具材は玉ねぎオンリーにしました。それでは寂しいという方はひき肉を追い足すのもありです。使うお肉は豚肉がおススメ。脂の甘みがソースとよく合います。