明日のお昼は麻婆豆腐♪
なあんて、スーパーで木綿豆腐をかごに入れながらうっきうき気分だったのですがふと魔が差したのです。
白いご飯に麻婆豆腐は最強の組み合わせだと思う。
けど、中華飯店で麻婆豆腐定食を頼んだら白いご飯と麻婆豆腐だけドンと出されて終わり──なんてことは絶対ないやん。
だったら家で食べる時だってちゃんと定食になってるやつが食べたい!
って、それを誰が作ると思ってるねんと、自問自答。
はい、自分です。
「食べたい!」
と駄々をこねる人と手間暇かけて作る人が同一人物というジレンマ。
全然嬉しくもない2人1役トリックだなw
とはいえ食欲には勝てず麻婆豆腐定食の献立を考えてみました。
まず、白いご飯を用意して、主菜はもちろん麻婆豆腐。
副菜、スープ、箸休め的な何かくらいは欲しいところ。
副菜は台湾風キャベツ炒めというレシピネタを持っていたので(鷹の爪を入れるのでピリ辛、麻婆豆腐とも合います)それに決定。
箸休めは作り置きの茄子の辛子漬けを付ければ口の中がさっぱりリフレッシュできる。
あとは……
スープをどうするか。
主菜は辛口ですから淡麗系の薄めの味付けが良い気がする。
激辛の麻婆豆腐を食べれば口の中は火を噴いている。
であればすっと口に含めて水分が補給できるようなものが欲しいかな。
なんていろいろ思案して出した結論がこれ。
唐辛子を使った辛口の主菜におススメの一杯です。
【材料】(1人分)
-調理時間:10分-
- 椎茸:2本
- 玉ねぎ:1/4個
- 水:250g(250ml)
- 濃口醤油:3g(小匙1/2)
- 鶏がらスープの素:小匙1
【作り方】
- 椎茸は軸を取って3mm厚にスライスします。軸も石突を取って縦に2、3等分します。玉ねぎは細切りにします。
- 小鍋に全ての材料を入れます(水は常温で)。これに蓋をして中火で約1分煮ます。蓋を取ってなべ底から小さな気泡が上がり始めていたら火をごく弱火にしてそのまま蓋をせずに軽く煮立たせます。
- 2.の蓋をしてそのまま3分煮ればできあがり。
【一口メモ】
- あっさり風味でどんな主菜にも合います。特に麻婆豆腐のような辛口のおかずと合わせると水分が欲しい時にすっと飲めるのでおススメですよ。口の中がリフレッシュできます。
- ポイントは工程2.でなべ底から気泡が上がり始めた頃合い(約70度)から弱火でゆっくり加熱すること。茸類は概ね70度~80度を通過する際に一番旨味成分が出やすいので沸騰した湯に放り込むのではなく水から煮て70度以降ゆっくり温めるのが出汁を挽くコツです。
- 椎茸はしめじや舞茸を使っても美味しくできます。かつお節や昆布で出汁を挽かなくても茸類は旨味成分の塊なのでしっかりした出汁が楽しめますよ。