「うる星やつら2ビューティフル・ドリーマー」と「劇場版「鬼滅の刃」無限列車編」の共通点は何か? なんて問題を考えてみました。
両作ともご覧になった方ならすぐにわかると思うのですが答えはこんな感じ。
「両作とも事件の黒幕が夢を操る能力者であること」
主人公たちは平穏な日常を過ごしていると錯覚していますが実は既に黒幕の術中にハマっていてそういう夢を見させられているに過ぎないことにやがて気づきます。
なんとかその夢を脱却して目を覚ましてもそれもまた夢、そこから目覚めても夢、やがて主人公は自分が目を覚ましているのかまだ夢の中なのかわからなくなってしまいます。
「一体いつから目覚めていると錯覚していた?」
そんなネットスラングっぽいセリフをつぶやきながら黒幕がほくそ笑む姿が目に浮かぶようです。
この能力はかなりずるくて、例えばバトル物で使えばさんざん死闘を繰り広げてようやく会心の一撃を浴びせたと思った瞬間。
「一体いつから目覚めていると錯覚していた?」
と一言いえばチャラ。
今までの戦いは全部夢の中の出来事でしたということになります。
「嫌いな敵キャラランキング」
なんて人気投票(不人気投票?)を取ればワースト3圏内へのランクイン間違いなしでしょう。
けど、ちょっと視点を逆転させてみてください。
もしもあなたが夢を操る能力者だったらどうでしょう。
死に物狂いで戦いを挑んで来る相手を軽くいなしながら夢の中に誘い込み敢えてこちらが致命傷を負ったような夢を見せる。
「やったか」
ど定番の負けフラグ確定のセリフを相手が叫んだところではい、一言。
「一体いつから目覚めていると錯覚していた?」
……、その快感たるやクセになりそうです。
って、暗いなぁw
過日、ネットで見かけたツナ缶を使った丼料理をランチに作りました。
オリジナルのレシピでは最後のトッピングに卵黄を載せる手順になっていて卵白は使わない段取りでした。
けど残してもしゃーないしなと卵白を鶏がらスープの素と一緒にご飯に混ぜ込んで活用する手順に変えてみたのです。
料理が完成して卵黄を崩しながら一口パクリ。
どこからかこんなセリフが聞こえてきた気がしました。
「一体いつから丼料理を作っていると錯覚していた?」
これって……、
ツナを具材にしたただの卵かけご飯じゃんw
気が付けば丼物ではなくただの混ぜご飯を作っておりました。
ま、美味しかったから良しとします。
【材料】(1人分)
-調理時間:6分-
- ご飯:1膳分
- ツナ缶:1缶
- 卵黄:1個分
- 黒ごま:小匙1
[ご飯用シーズニングパート]
- 卵白:1個分
- 鶏がらスープの素:小匙1/2
[ツナの調味料パート]
- 濃口醤油:6g(小匙1)
- ごま油:4g(小匙1)
- にんにく:ひとかけ分
- 豆板醤:3g(小匙1/2)
- 塩、ブラックペーパー:少々
【作り方】
- ツナ缶を開け煮汁を切ります(煮汁は炒め物の調味などに流用しましょう)。[ツナの調味料パート]のにんにくを粗みじん切りにします。
- ツナと[ツナの調味料パート]を合わせてよく混ぜます。
- 丼にご飯と[ご飯用シーズニングパート]を合わせてよく混ぜます。これに2.を均等に伸ばすようにトッピングし真ん中をくぼませて卵黄を載せます。黒ごまを散らせばできあがり。
【一口メモ】
- よくよく材料表を読み返してみるとツナを具材にしたただの卵かけご飯であることに気付きました。なので丼料理というよりは混ぜご飯に近い料理になっちゃいましたが美味しいので良しとします。
- オリジナルではおろしにんにくを使っていましたが粗みじん切りした生ニンニクに改変しました。この方がパンチが利いていて僕は好きだな。もちろんにんにくが苦手な方は抜いてもらっても構いません。
- これは基本形のレシピと言うことで具材をツナのみに絞りましたが。玉ねぎ、生姜、茗荷、葱など香味の強い野菜をみじん切りにして混ぜ込むと風味が複雑になります。お好みでいろいろ試してみてください。