うーん、調理時間の最短記録のれしぴかも……^^;
しかし30秒って^^;
料理が出てくるドラマはわりと好きで良く見るのですが一時期「深夜食堂」というのにハマってました。
2009年10月放映ということですので丁度10年前。
小林薫演じるちょっと強面の主人が営業する「めしや」の営業時間は夜の0時から朝の7時頃まで、メニューは豚汁定食のみ。あとは適当にオーダーするとできるものは作ってくれるというシステム。
一話完結のこのドラマで各話オーダーされる料理はありふれているのに、観る者の心の隅っこにトラウマのように根付いていてずきずきと疼きを感じさせるものばかりなのです。
曰く、「赤いウインナーと玉子焼き」、「猫まんま」、「お茶漬け」、「ポテトサラダ」……
このバターライスも作り方は簡単だけど味わい深い一品でした。
【材料】(1人分)
-調理時間:30秒-
- 御飯:1人分(熱々のもの)
- バター:ひとかけ
- 濃口醤油:ちょびっとだけ
【作り方】
- 御飯にバターを載せて30秒蒸らします(上から御飯を載せて埋もれさせるのもOK)。濃口醤油をちょびっとだけかけたらできあがり。よくかき混ぜて頂きます。
【一口メモ】
- なんなんでしょうこの幸福感。バターと醤油の香ばしさが普通の御飯を『料理』にしてくれてます。
- 濃口醤油はあくまでもちょびっと。バターの風味を殺さない程度がお薦め。
- タイトルだけ見るとフライパンでローリエとかも入れて炒めるものを想像された方もいるかと思うのですが、別物です。
- ちなみにマーガリンではなくバターを使いましょう。風味がぐんと贅沢になって幸せな気分になります。
- 第二話に出てくる『猫まんま』も、かいたばかりの鰹節をたっぷり載せて醤油をかけるという信じ難い贅沢品(?)でした。あれはぜったい美味しい。いつか塊の鰹節を買ってきて作ってやるぞという野望を胸に抱いております^^;