近頃、いわしが安い!
過日、尼崎商店街に行った時もけっこうたっぷり入った1パック100円のいわしを見かけました。
高い材料を使えば美味しいのは当たり前。
安い材料で如何に美味しい皿を作れるかが料理の醍醐味だと思っているのでここは腕の見せ所と勇んで買って帰りました。
まず一品目は定番の生姜煮。
なんかほっこりする味でした。
何より鮮度が良いのでピンと張った魚体が美しい。
けど、いわしの弱点は傷むのが早くて買って1日も経つとヘタってくること。
二品目はできれば焼き物にしたかったのだけど盛り付ける際に身崩れを起こしてしまいそう……
なら、身崩れありの料理にすれば良いじゃん!
と気づきました。
ということで二品目はいわしを照り焼きにしてご飯に混ぜ込んだ混ぜご飯と相成りました。
濃厚な照り焼き風味はご飯に良く合います。
これっていわし抜きでタレだけご飯に混ぜても良いんじゃないかな?(をい)
ちなみに三品目は洋風にいわしのアクアパッツァを作りました。
イタリアのトマト煮料理ですね。
これも美味しかったな。
【材料】(1人分)
-調理時間:8分-
- ご飯:1膳分
- 生姜(千切り):スライス1枚
- 刻みネギ:少々
- いわし:2尾
- 薄力粉:少々
- サラダ油:少々
- 粉山椒:少々
[調味料パート]
- 濃口醤油:12g(小匙2)
- 味醂:6g(小匙1)
- 酒:5g(小匙1)
- 砂糖:3g(小匙1)
【作り方】
- いわしは腹から開いてワタと中骨を取り弱い流水で血を洗い流します。キッチンペーパーで水気を拭き取り薄力粉を薄くまぶします。 ※身が崩れやすいので優しく洗うのがコツです。
- フライパンにサラダ油を入れて中火にかけいわしを入れて両面焼き色が付くまで焼きます。
- 2.に[調味料パート]を加えてそのまま動かさずに煮込みます。[調味料パート]が煮詰まって立つ泡が大きくなってきたら何度かいわしをひっくり返しながら絡めていき水気がなくなってフライパンの端にタレがこびりつき始めたら火を止めます。
- ご飯を器に盛り3.と千切りにした生姜、刻みネギを加えてよく混ぜればできあがり。粉山椒を振って戴きます。
【一口メモ】
- 定番の甘辛ダレは安定の美味しさ。生のいわしを使うとどうしても肝の苦味が少し残ったりするのですがそれもまた良いアクセントになります。
- 容易に思いつくと思いますがこの料理はいわしの蒲焼きの缶詰を使うとめっちゃ簡単にできたりします。缶詰だけでなく生姜やネギを一緒に加えるのがポイントです。
- ちょっとお行儀が悪いですが生姜煮などいわしの煮物をご飯に混ぜ込んでも美味しいですよ。