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その他ご飯もの

洋風天津飯

神田にある洋食屋「松榮亭」には洋風かき揚げという看板メニューがあります。

初代ご主人は夏目漱石の師匠に当たるフォン・ケーベル教授の専属料理人だったそう。

ある時、師匠の家を訪れた漱石が「なんか珍しいものを作って」と無茶ぶりをして即席で作ってもらったのがその「洋風かき揚げ」らしい。

なので、この料理はヨーロッパのどこかの国の伝統料理などではなく、純然たる日本生まれの洋食なのです。

カレーライス、トンカツ、オムライスなど洋食と呼ばれながらその実、日本人が日本で考案した料理はまだまだあります。

同様に中華料理と呼ばれながら日本人が日本で考案した料理もあります。

天津飯もそのひとつ。

なので、中国の天津に行っても料理屋のメニューに天津飯はなかったのですが……

近頃は日本人向けに出す店もあるらしい。

そのうち、発祥が忘れ去られて天津名物と呼ばれるようになったりするのかな^^;

かく言う僕も娘も天津飯は大好物。

この料理はもっと進化すると思ってやみません。

そこで、オリジナルが既に日本オリジナルなら更にアレンジして日本オリジナルの洋食にするのもありなんじゃないかなと思いいたりまして日本生まれの洋食としてこんなのを作ってみました。

【材料】(1人分) 

調理時間:10分-

  • ご飯:1膳分
  • ドライバジル:少々

[具材パート]

  • ベーコン:20g
  • 玉ねぎ:1/8個
  • 人参:スライス2枚
  • しめじ:数本
  • サラダ油:少々

[卵パート]

  • 卵:1個
  • 牛乳:5g(小匙1)
  • バター:10g

[餡パート]

  • 水:135g(135ml)
  • レモン果汁:15g(大匙1)
  • コンソメスープの素(顆粒):4g
  • 粗挽きブラックペッパー:少々
  • 水溶き片栗粉:片栗粉6g分

【作り方】

  1. [具材パート]のベーコン野菜類は細切りにします。これとサラダ油を小鍋に入れて中火にかけ約1分炒めます。
  2. 1.に[餡パート]の水溶き片栗粉以外を加えてひと煮立ちさせ、水溶き片栗粉を加えてとろみを付けます。
  3. 卵を卵黄と卵白に分けて卵白を約30秒泡立てます。これに卵黄、牛乳を加えてざっと混ぜます。
  4. フライパンに[卵パート]のバターを入れて中火にかけます。ほぼ融けたら3.を流し入れて薄焼き卵にします。
  5. お皿にご飯をお茶碗で型抜きして盛り付けその上に4.を被せます。これに2.をたっぷりかけて仕上げにドライバジルを振ればできあがり。

【一口メモ】

  • レモンの酸っぱさに意表を突かれます。見た目は天津飯によく似ているのにこれはまさに洋食。こういう味付けもありじゃんと思ったりして。
  • 卵は卵白をメレンゲ状にしてスフレオムレツ風に焼くと1個でも十分ご飯を覆うオムレツに仕上がります。この料理では卵は餡とご飯のつなぎを務める脇役なのでこの量で十分と僕は思っています。
  • 天津飯の構成要素は3つ。ご飯、薄焼き卵(オムレツ)、とろみを付けたスープです。それさえ守っていれば、餡をトマトスープ風にしてみたり、餡の代わりにホワイトソースを使ってドリア風にしたり、まだまだ洋風天津飯と呼べるアレンジ料理は生み出せそうですね。

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