『給食メニューランキング！最も愛される給食の献立は？』
なんてアンケートをネットで見かけました。
１位 カレーライス
２位 鶏のから揚げ
ま、この辺は異論がないところでしょう。
小学生が１００人いても９９人くらいは好きと言いそうです。
(あとの１人は何ｗ)
３位 きなこ揚げパン
４位 フルーツポンチ……
ええと。
５位 わかめご飯……
うーむ。
ここまで読んで感じたこと。
上位５位のどれひとつとして僕の給食の思い出の琴線に触れるものがない！
確かにどれも給食に出てきたら「わーい」と言って喜んでいた気がするのですがそもそもどれも給食に出た記憶がないのです。
僕が小学生だった昭和４０年代の神戸市の給食は全面パン食で米飯食というのがまずなかったんですよね。
カレーといえばさらさらでスープの扱いでした。
パンに吸わせて食べたりしてたかな。
揚げ物と言えばクジラの竜田揚げが一番記憶に残っています。
鶏のから揚げは覚えがないなぁ。
きなこ揚げパンも聞いたことはあるけど食べたことはないもののひとつです。
けど、美味しそう。
そして──わかめご飯も給食で食べたことはないけど絶対美味しいやろという気がします。
このアンケートを見かけたのは過日、ピクニックの献立のネタ探しをしていた折だったのですがなぜか５位のわかめご飯が僕の心の中で棘のように刺さってしまって「給食ではついぞ食べられなかったけど一度くらい食べたかったな」──なんて思ったりして。
「ええい、それくらいいつでも作ってやるわい！」
あまりにいじましいことを考える自分に別の自分がキレて勢いでピクニックのご飯ものはこんなわかめご飯に相成りました(笑)
【材料】(1人分)
－調理時間：７分－
- ご飯：1膳分
- 干し若芽：ひとつまみ
- 小松菜：1株
- ごま油：4g(小匙1)
[調味料パート]
- 白だし：5g(小匙1)
- 味醂：3g(小匙1/2)
- 酒：3g(3ml)
[仕上げパート]
- いりごま：小匙1
- 塩：1g(小匙1/6)
- ごま油：2g(小匙1/2)
【作り方】
- 干し若芽は水(分量外)に浸けて戻しておきます。小松菜は茎と葉に切り分けて更にざく切りにします。
- フライパンにごま油を入れて中火にかけます。小松菜の茎を加えて約２分しんなりしてくるまで炒めます。更に小松菜の葉と[調味料パート]を加えて水気がほぼなくなるまで炒めます。火を止めて水気を切った若芽を加えてよく混ぜます。
- ボウルにご飯と[仕上げパート]の塩を入れてよく混ぜます。これに２．と[仕上げパート]の残りを加えてざっくり混ぜればできあがり。
【一口メモ】
- 塩加減が丁度良い塩梅で箸が進みます。白ご飯に飽きたら是非お試しあれ。
- 合わせるおかずは魚介系が合います。お魚の煮付けなどと組み合わせてみてください。
- 冷めても美味しいのでおにぎりにしてお弁当箱に詰めればランチのテンションが上がりますよ。
- 料理を盛り付けた写真を撮り忘れていたのでお弁当箱に詰めた写真を貼っておきます。そのうちまた作ったら写真を差し替えます。
