トマトに塩をかければ、サラダになる
ドラマ『王様のレストラン』は毎回エピグラフ(物語の冒頭で提示される字句)が映し出されていましたが、これもその一つです。
なかなか含蓄のある言葉ですね。
人類は恐らく全ての動物の中で唯一、食べるもに味を付ける生物です(他にもいるのかなぁ?)。
他の動物と一線を画する定義として『調理をする生物』という定義もありなのではないでしょうか?
その料理の中で最も簡単なものの一つがサラダ。
生野菜を切って皿に盛ればできるじゃんといえばその通りです。
でもね、同じ食材を使ってもひと手間かけるだけでできあがりがぐんと変わってくるんですよ。
【材料】(2人分)
-調理時間:10分-
- サラダ菜:半玉
- 3%食塩水:サラダ菜がひたひたになる程度
- ベーコン:20~30g
- マヨネーズ:適宜
- ブラックペッパー:適宜
- (あれば)チリパウダー:少々
【作り方】
- サラダ菜は3%食塩水に放ち10分浸します。 ※魚を調理する時の立て塩と同じ要領でこうすることで葉菜はしゃきっとします。
- 1.をやっている間にベーコンはみじん切りにしてフライパンでカリカリに炒めます。
- 1.のサラダ菜をきっちり水切りしてベーコンを散らします。マヨネーズの細口を使ってしぼり出し、ブラックペッパー、チリパウダーを振ればできあがり。
【一口メモ】
- むちゃくちゃシンプルな味付けですけど淡白なサラダ菜にカリカリのベーコンがよく合って意外にあなどれない味です。マヨネーズのチョイスもGOOD。
- チリパウダーをチョイスしましたがこのサラダはホット系の辛さが合うように思うのでタバスコ少々なんてのありかも。
- 今では当たり前になりましたがマヨネーズの細口は便利ですよね。昔のはどぼどぼって感じにしか絞れなかったのでどうしてもお皿の脇にちょんと盛るだけでしたが料理の幅が広がった気がします。考えた人は偉い!!
- 3.の工程はできれば遠心力で水を振り切る水切り器を使いたいところ。お家でよくサラダを作られるのであれば特にお薦めします。ハンドル式とかでぐるぐる回すのも楽しいですよ。何よりホントにきれいに水が切れます。