日本ではサラダのように生野菜を食べる文化が長いこと根付きませんでした。
その理由はお腹を壊す危険があったから。
火を通さないと寄生虫をはじめ危険な微生物がついているリスクが高かったんですよね。
戦後、GHQの指導で農薬が使われるようになって野菜の生食が一般化します。
ま、どっちが体に悪いかというのはかなり微妙な気がするのですがとまれサラダは頻繁に食卓に登場するありふれたお惣菜になります。
その具材は野菜にとどまらずたとえばこの料理のように鶏肉や海鮮などを加えた華やかな一皿にも進化を遂げていきました。
【材料】(2人分)
-調理時間:15分-
- ささみ:2本
- 水菜:1株
[ドレッシングパート]
- マヨネーズ:24g(大匙2)
- 白すりごま:大匙1
- ポン酢:6g(大匙1)
- 柚子胡椒:少々
【作り方】
- 小鍋にささみを茹でるお湯(分量外)を沸かします。それをやっている間にささみは観音に開きます。お湯が沸騰したらささみを投入してすぐに火を止め蓋をして10分放置します。 ※煮立った湯で茹でるとささみが固くなるので余熱で火を通すのが軟らかく仕上げるコツです。
- 1.をやっている間に水菜を洗って水気を切ります。 ※できれば野菜の水切り器を使うと水っぽくないサラダに仕上がります。
- 1.のささみをほぐし、2.水菜をざく切りにして[ドレッシングパート]と和えればできあがり。
【一口メモ】
- マヨネーズにポン酢を合わせているのでさっぱりした風味に仕上っています。なんかもう一皿ほしいという時にオススメの一品かも。
- この料理の段取りポイントはささみの湯通し。調理の流れが止まらないように仕上げてそれを待つ間に残りの調理を済ませましょう。
- アレンジのヒントとしてポン酢を醤油に変えてオレンジジュースを大匙1加えると洋風で華やかなサラダになりますよ。