古くは立ち食い蕎麦屋にラーメン屋。
寿司屋、鰻屋、カレースタンド。
近くはパンケーキ、タピオカミルクティ、チュロスにサンドイッチなどなどよくもこれだけ思い付くものだなと思うくらい個性的な飲食の専門店が街のあちこちに現れては消え現れては消えしています。
そういう世情は今も昔も変わらないんだろうな。
まあ、飲食店の数が増えて過当競争になってくると他店との違いを出すために至るのが専門店化ということなのでしょうか。
専門店にはそれ以外にも食品ロスが削減できる、(作る料理が絞られているので)業務効率化につながる、メニューのクオリティが向上するなどいろいろなメリットがあるようです。
何より「どんなお店なのかわかりやすい」ので口コミで広まりやすいというのは大きいんでしょうね。
今挙げたのはお店を経営する側から見たメリットですがそのお店を利用する僕らから見た専門店のメリットってどんなものがあるのでしょう。
まずはその店の暖簾をくぐる時点で何を食べたいかはっきりしていること。
その日の気分に合わせてうどんが食べたいとかカレーが食べたい時、うっかり定食屋さんに入ると多彩な料理に目移りがしてなかなか注文ができないなんてことがありそうです。
けどカレースタンドに入ったら餃子やラーメンはどう頑張っても出てきませんから的をカレーに絞ってパパっと注文を決められますね。
次に料理が専門的なこと。
人気のラーメン店に入れば麺もスープもトッピングも拘り抜いた一杯を楽しむことができます。
しかも店ごとに個性が尖っていて飽きることがない。
これも専門店ならではのメリットと言えるでしょう。
あと、デートに使える店が多いこと。
意中の彼女と初デートだというのに店のチョイスが町の定食屋ではなんとも締まらない。
いくらそのお店の料理が美味しくてもどこの町にでもありそうなたたずまいでは「特別感」の演出は難しい。
「え、こんなお店知ってるんだ」、「なんかオシャレ」
なんてことを女の子に言ってもらいたければニッチな専門店を選ぶのが王道なのです。
って、バブル脳だなw
そして何よりメニューの種類が豊富なお店が多いこと。
面白いメニューがあること。
31アイスのメニューをイメージしてもらうと分かり易いですかね。
あそこはアイスクリームしか売っていないお店ですがずらっと並んだフレーバーのメニューは圧巻です。
さしずめ──この料理なんかも町中華や定食屋のメニューに載っていることはあまりないかもしれませんが『サラダ専門店』なんてのがあれば当たり前のようにメニューの一隅を占めている気がするのです。
【材料】(1人分)
-調理時間:5分-
- トマト:1/4個
- 胡瓜:半本
- 塩:少々
- 白ごま:小匙1
[ドレッシングパート]
- 濃口醤油:9g(大匙1/2)
- 砂糖:3g(小匙1)
- 酢:3g(小匙1/2強)
- ごま油:3g(小匙1弱)
【作り方】
- トマトは1.5cm角の賽の目切りにします。胡瓜はまな板に塩少々を振ってその上を押し付けるように転がして板摺りします。これを5mmの斜め切りにします。
- [ドレッシングパート]を合わせてよく混ぜます。1.を皿に盛り[ドレッシングパート]を回しがけて白ごまを振ります。よく和えればできあがり。
【一口メモ】
- 面白いものでドレッシングに使う油をごま油にするだけで「あ、中華料理だ」と思えるテイストになります。まぶしている白ごまもあいまって風味満点なサラダですよ。
- 野菜を切ってドレッシングをかけるだけの簡単料理です。主菜が中華料理の献立によく合いますのでお試しあれ。
- しっかり冷えている方が美味しいので作ったら冷蔵庫で冷やしてからどうぞ。時間がない時は冷凍庫に数分放り込むという荒業もありですよ。
- [ドレッシングパート]の醤油を6g(小匙1)に減らしてオイスターソースかXO醤を3g(小匙1/2)ほど加えるとより中華サラダっぽくなります。更におろしにんにくや豆板醤を少し加えれば風味がぐっと複雑になりますよ。