WIKIPEDIAによるとデトックス(detox)とは、体内に溜まった毒素を排出させるという健康法で代替医療に分類されるものです。
この呼び名は"detoxification"、つまり「(体内から毒素や老廃物を)取り除く」、「解毒」の短縮形だそうです。
で、デトックスを促進する料理というジャンルがありまして中でも天然化合物に拘ったスープはメジャーです。
ただ僕の大学の専攻が有機化学でしたので特に思うのですが、合成化合物は天然化合物と組成が同じであれば当然性質に差はありませんし、有害な重金属も普通に生活していれば気になるほど摂取することはあり得ません。
ということで、レシピを書いておいて言うのもなんですが、僕的にはわりとデトックスの考え方には懐疑的です。
でも、野菜たっぷりのスープは体に良いと思いますし、生姜やにんにくは脂肪燃焼を促進すると思うんですよね。
【材料】(1人分)
-調理時間:25分-
- ・トマト:1個
- ・生姜:ひとかけ
- ・にんにく:ひとかけ
- ・あり合せの野菜:今回は、玉ねぎ1/8個、人参1/5本、セロリ5cm、ブロッコリーの芽半パック
- ・バター:5g
- ・水:500g(2.5カップ)
- ・固形スープの素:300cc分(マギーブイヨンなら1個)
- ・パルメザンチーズ:適宜
【作り方】
- 生姜とにんにくはみじん切りにします。あり合せの野菜は1cm角くらいに切ります。トマトはざく切りにします(今回のは、よく熟していたので切る必要もなかったですけど^^;)
- 小鍋にバターを溶かして、生姜、にんにく、あり合せ野菜を入れ中火にかけて3分ほど炒めます。更にトマトを入れて3分ほど炒めます。
- 水と固形スープの素を加えてひと煮立ちさせ、弱火にして10分煮込めば出来上がり。器に盛って、パルメザンチーズを振って頂きます。
【一口メモ】
- ポイントは、にんにくと生姜。それ以外の具材は冷蔵庫の野菜を一掃する感覚で適当に投入するとそれぞれの旨みが合わさって勝手においしくなるようです。僕的には肉類は入れないほうがすっきりすると思っています。