2週間ほど前に買っていた椎茸をうっかり冷蔵庫で放置していたらいつのまにやら干し椎茸になっておりました(;_;)
ま、水で戻して使えば問題はないのですが。
乾物の歴史はけっこう古くて万葉集にも登場します。
ちなみに万葉集に登場する乾物は米。
蒸した米を乾燥させて旅行用の保存食にしていたらしい。
文献はないけれど縄文時代の貝塚からも乾物の痕跡は見つかっているらしいのでその歴史は4000年近く前にまで遡るみたいですね。
その成り立ちはたぶんうっかり食料を放置していてカチカチに乾燥させちまったぃ。
けど、これがめっぽう旨かったんだという成り行きだったんだじゃないかなと想像しています。
おっかなびっくり乾物をかじっているご先祖様の顔が目に浮かぶようです。
単に保存が利くというだけでなく乾物は旨い──という実体験を得て人は意図的に乾物づくりに励むようになります。
旨い理由は「イノシン酸」や「グルタミン酸」などの旨味成分が増えるからなんていうメカニズムが分かってきたのはごく最近のことでしょう。
とまれ乾物はけっこう古くから僕らの食文化の中に当たり前のようにありました。
中には乾物になる前の食材を見たことがないなんてものもあるくらいです。
その最たるものがキクラゲじゃないかな。
スーパーなどで生のキクラゲを見ることはまずありません。
過日、よく行く八百屋でその生キクラゲを発見。
物珍しさにつられて衝動買いしちゃいました。
【材料】(2人分)
-調理時間:7分-
- 生きくらげ:2枚
- 白ネギの緑色のところ:10cm
- 卵:1個
- 水溶き片栗粉:6g(小匙2)分
- 塩、ホワイトペッパー:適宜
[スープパート]
- 水:500g(カップ2.5)
- 鶏ガラスープの素:小匙2
【作り方】
- きくらげは千切りにして沸かした湯(分量外)で1分下茹でして冷水に浸けて急冷します。ネギを同じく千切りにします。卵はよく溶いておきます。
- 小鍋に[スープパート]を入れてひと煮立ちさせます。これにきくらげ、ネギを入れて1分煮ます。味を見て物足りなければ塩、ホワイトペッパーで味を調整します。 ※ちょっと物足りないくらいの味に調整するのがコツです。
- 2.に水溶き片栗粉を加えてとろみを付けます。これを煮立たせて卵を2、3回に分けて流し入れます。卵に火が通って浮いてきたらさっとかき混ぜてできあがり。 ※卵は浮いてくるまで待ってからかき混ぜます。浮く前にかき混ぜるとスープが濁ってしまいます。
【一口メモ】
- シンプルな風味の中華スープです。生のきくらげは弾力と独特の旨味があって干したきくらげとはまた違った味わいが楽しめますよ。
- お好みで豆板醤を入れればピリ辛に。更に酢を加えると酸辣湯風にすることもできます。あるいはオイスターソースをひとたらし加えると風味が複雑になりますよ。
- 千切りにした生姜や炒り胡麻を加えると風味が引き締まって更に美味しいスープになります。