以前、鎌倉へ行ったとき料理屋さんの軒先に出されているメニューに『薬膳スープ』というワードをちらほらと見かけました。
流行ってるのですかね?
薬膳料理は元々、食材と生薬(自然界に存在する成分を使った薬)をその人その人の体質や持病に合わせて処方したもので、生半可な知識で作れる料理ではありません。
ただ、「体に優しい」とか「体に良い」というものはある程度共通項でくくれるはずなので、一般的にはそれを指すのでしょうね。
とまれ、その小旅行から帰ったらなんとなく触発されちゃって試しにこんなスープを作ってみました。
【材料】(1~2人分)
-調理時間:45分(圧力鍋を使った場合の時間です)-
- 砂肝:3~4個
- しめじ:1/4房
- 白ネギ:20cm
- セロリの茎:5cm
- 生姜:ひとかけ
- 塩麹:18g(大匙1)
- ホワイトペッパー:少々
- 酒:100cc(1/2カップ)
- 水:600g(3カップ)
【作り方】
- 砂肝は3mm厚にスライスします。これを圧力鍋に入れ塩麹を加えてよく和え、10分おきます。
- 1.をやっている間に、しめじは小房に分けます。白ネギは5mm厚の斜め切りにします。セロリは1cmの賽の目に切ります。生姜は細切りにします。
- 2.と酒、水、ホワイトペッパーを1.に加えて加圧し20分煮込みます。
- 3.の火を止めて10分おき、減圧すればできあがり。
【一口メモ】
- こんな柔らかい砂肝の料理を食べたことがありません!!それだけでも、とても新鮮でした。
- 加えて複雑な香りと味。なんだかホントに体に良さそうな感じです^^;
- 圧力鍋がない場合は1時間ほどコトコト弱火で煮て下さい。
- オリジナルのレシピではクレソンを使っていて豆腐を後から加えていました。他にも豆苗を使ったレシピを見かけました。やはり皆さん体に良さそうな材料を使っていますね。