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厨房日誌

養生訓

ちょっと病気をしてしまいただいま病み上がり食事制限中。

アルコールがNG。刺激物がNG。刺激物は辛いものだけじゃなくてコーヒーや紅茶もダメだそうです。

結構、カレーが好きだし。朝はトースト派なのでコーヒーが飲めないのは味気ないのですが、今はアップルジュースやオレンジジュースでしのいでいます(それとは別に野菜ジュースも飲んでいるという^^)。

けど、一番きついのはアルコールかな。お酒を飲み始めないと昼と夜の切り替えができないというか、気がつくとあたりが暗くなっていてなんとなく夜が来ているというのはどうにも気持ちが悪いです。

ま、今回の病気の一因は日頃の不摂生、特に際限なしの飲酒にあるんだろうなと薄々気付いていまして、これを機会に少し生活を改めた方が良いだろうなとは自覚しています。

お酒とはもう三十数年の付き合いですが、もういい歳だし、それ以前に決して丈夫な方じゃないのでいい加減付き合い方を見直す時期に来てるんでしょうね。縁を切るとなるとハードルはぐっと高くなってしまいますが、週に何日か休肝日を設けるくらいなら復調後も続けられるかな。

18世紀の初め頃、貝原益軒が「養生訓」という本を著したのですが、読み返すと良いことがたくさん書いています。医食同源の発想から食に関する戒めも多く出てくるのですが例えばこんな感じ。

  • 少肉多菜:日本人は胃腸が丈夫じゃないからたくさん食べると消化不良を起こします。特に動物蛋白はほどほどにして野菜を多く摂りましょう。ガッツリ系の食事が好きな方には耳が痛いんじゃないかな。

  • 少塩多酢:味の濃いものばかり好むと高血圧や心臓疾患の原因になるよという戒め。減塩ではなく適塩を。あと、酢もそのまま使うと体に負担が大きいので水で薄めるなどの工夫をすること。

  • 少糖多果:甘いお菓子ばっかり食べてちゃダメだよという戒め。果物は蒸したり煮たりすると良いとも書かれています。

  • 少食多噛:腹八分目。「満腹じゃ」と思うまで食べたらそれは食べ過ぎだよという戒め。食べたい欲求がコントロールできない人は総じてほかもだらしないとも書かれています。

300年も前に書かれたものなのに現代人の食生活を見透かしたような書きっぷりはちょっと薄気味悪いくらいなのですが、人間の体に関することなのでそうそう変わるわけじゃないんだろうなと思ったりもします。

加えて、案外300年前の人々の食生活も今と似通うところがあったのかも。

とまれ、いよいよ本格的に職場復帰。酒を控えるとともにお弁当にも今週は一工夫していますよ。

2019/10/28 Mon.

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