野菜もちゃんと食べなさい。
なんてセリフは誰しも子供時代に言われたことがあるお小言じゃないでしょうか。
昭和世代の僕らなら「お父さん(お母さん)が子供の頃は食料事情が悪くて、それに比べたら今の子供は幸せだよ」なんて、子供には反論しようのないお説教がセットで付いてきたりしました。
で、お説教を食らう子供が内心思うのは
「だったら、美味しく作ってよ。美味しかったらいくらでも食べるよ」
なんて憎まれ口。
けどまあ、口に出すとお説教が長引くだけなので黙っているんですけどね^^;
食料事情の悪かった昔なら贅沢だと叱られそうですが、野菜のおかずを美味しくするテクニックのひとつは卵を使うこと。
ふわふわの卵に酢豚のような甘酸っぱい餡を合わせれば、苦手な野菜にも箸が伸びようというものです。
【材料】(2人分)
-調理時間:10分-
- 小松菜:半束
- 卵:2個
- サラダ油:12g(大匙1)
[餡パート]
- 酢:15g(大匙1)
- 濃口醤油:6g(小匙1)
- 鶏ガラスープの素:3g
- 砂糖:3g(小匙1)
- トマトケチャップ:15g(大匙1)
- 酒:15g(大匙1)
- 水:50g(大匙1)
- 片栗粉:3g(小匙1)
【作り方】
- 小松菜はざく切りにします。卵はよく溶きほぐしておきます。[餡パート]は合わせてよく混ぜておきます。
- フライパンにサラダ油を入れて中火にかけ卵を入れて半熟のスクランブルエッグにします。これを一旦皿に取ります。
- 2.のフライパンに小松菜の茎を入れて中火で2分炒めます。葉を加えて更に1分炒めます。
- 3.に卵を戻して中火にかけ[餡パート]を加えてざっと炒めればできあがり。
【一口メモ】
- 味付けは酢豚的な甘酸っぱい餡。ふわふわ卵と相まってこれなら野菜嫌いな子供でも食べてくれそうな気がします。
- 更にひき肉やツナ缶など加えるとタンパク質もプラスされてしっかりした主菜になりますよ。
- 冷めても美味しいのでお弁当のおかずにもオススメです。
- 小松菜はアブラナ科の野菜ですが、同じアブラナ科の青梗菜を使うとより中華っぽいお惣菜になります。