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中華・点心

茄子と海老の塩炒め

なんで留守番をすることになったのか──詳しい経緯は覚えていません。

ただその日、小学生だった僕は叔母の家で留守番をしていました。

叔父は仕事、叔母は買い物か何かで出かけていて従兄妹たちも不在。

誰もいない他所様の家はとても静かでした。

時間はちょうどお昼時。

お腹が空いた僕は食べて良いよと言われていたチキンラーメンの袋を開けたのでした。

で……かじりだした。

いや、普通お湯を沸かすだろうと自分でもツッコみたくなりますがついフラっと細かな破片をつまんでしまったのです。

それで止めれば良いものをちょっとずつちょっとずつ麺の塊を小さくもいでは口に入れ続けた──あれってけっこう中毒性があるんですよね。

やめられなくなっちゃった。

ちょっとベビースターラーメンを食べている感覚になっていたかな。

ま、お湯を注いだら麺に塗ってあるスープも飲んじゃうわけだし硬いまま食べても害はないだろうと高をくくっていたのです。

が、1/4も食べ進まないうちにギブアップ。

辛い!

めっちゃ塩辛い!

喉が渇いてもう食べられない!!

やっぱベビースターラーメンとチキンラーメンは別物だと思い知ったのでした。

事程左様にインスタントラーメンのスープは塩辛くできているのです。

近頃、その粉末スープを炒飯や炒め物に活用するのがマイブームなのですがどれくらい使ったら良いか加減が難しい。

「これじゃあ味が薄い。もっと入れた方が良いのでは」

と逡巡する僕の脳裏にチキンラーメンの悪夢が蘇ります。

「一度付けた味を消すことはできない。今作っているこの料理がどんなに塩辛くても食べ切らないといけないってわかってる?」

心の中のその一言でぴたりと手が止まりました。

横着をせず味見をしながら作れば良いだけなんですけどね。

結論から言うと1人前の炒め物に使う粉末スープの量は1/4袋分、2グラム強くらいで十分。

見た目の量はちょっと心もとなく思えてもそれでしっかり味が付きます。

【材料】(1人分) 

調理時間:10分-

  • 茄子:1本
  • 茸類(今回は舞茸):1/2株
  • むきエビ:50g
  • にんにく:ひとかけ
  • オリーブオイル:12g(大匙1)
  • 酒:10g(小匙2)
  • インスタントラーメンの粉末スープ(塩味):2.5g(または同量の鶏ガラスープの素)
  • ホワイトペッパー:少々

【作り方】

  1. 茄子はがくを取って5mm厚の半月切りにします。茸は小房に分けます。にんにくはみじん切りにします。
  2. 中華鍋かフライパンにオリーブオイルとにんにくを入れ弱火にかけます。香りが立ってきたら中火にして茄子を加えて油を吸わせるようにしながら炒めます。
  3. 2.に海老と茸を加えてさっと炒め鍋肌から酒を流し入れて蓋をします。そのまま中火で3分蒸し焼きにします。
  4. 3.の蓋を取り、粉末スープとホワイトペッパーを振ってさっといためればできあがり。

【一口メモ】

  • ラーメンの粉末スープってホント良くできています。文字通りインスタント的に本格的な中華炒めが作れるとは神か!
  • インスタントラーメンのスープは全部飲むと塩分過多になるので残しなさいと栄養指導されます。なので最初から半分の量で作るのが吉。それでも麺が十分浸かるくらいの量にはなります。残った粉末スープを使えば2人前の炒め物が別途作れるのでなかなかお得ですよ。
  • このレシピに書いた具材は一例です。お肉やあり合わせの野菜など冷蔵庫の中身と相談しながら見繕ってくださいな。

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