寒い冬の夜に熱々の鍋料理──日本人に生まれて良かったと思える瞬間ですね。
ただ、贅沢をいえばちょっと残念なのはあまりオシャレな料理じゃないことかな。
郷土料理風、宴会でおっさんがつついているイメージ、味付けや具材がいかにも和食って感じで野暮ったい。
「体が温まって美味しいんだからぜいたく言わないの」
と思いつつ、ついついいらぬことを考えてしまう自分がおります。
ということで鍋料理を洋食風にアレンジ。
唐辛子を使った韓国の熱々鍋が大変身です。
【材料】(2人分)
-調理時間:15分-
- 木綿豆腐:半丁
- 鶏もも肉:100g
- 薄揚げ:半丁
- 白ネギ:半本
- 卵:1個
- トマト缶(ダイスカット):150g
- 水:200g(カップ1)
- 赤味噌:9g(大匙1/2)
[ベースパート]
- オリーブオイル:12g(大匙1)
- 白ワイン:15g(大匙1)
- (あれば)韓国唐辛子:大匙1または一味唐辛子2、3振り
- コンソメの素(顆粒):4g
- (あれば)干し貝柱スープの素:3g
- おろしにんにく:ひとかけ分
- おろし生姜:ひとかけ分
- ホワイトペッパー:少々
【作り方】
- 豆腐はさいの目に切ります。鶏もも肉は食べ易い大きさに切ります。薄揚げは5mmの小口切りにします。白ネギは1cmの斜め切りにします。赤味噌は少量のお湯(分量外)で溶いておきます。
- 土鍋に[ベースパート]を入れて鶏肉を加え中火にかけて鶏肉の色が変わるまで炒めます。
- 2.トマト缶と水を加えて強火にかけ沸騰寸前まで煮ます。
- 3.の火を弱めて、薄揚げ、アサリ、白ネギ、赤味噌を入れて2分ほど煮ます。
- 4.に豆腐を加えて更に2分煮ます。卵を割り入れて蓋をし、30秒煮ればできあがり。
【一口メモ】
- 赤味噌や唐辛子の重い味をトマトの酸味が軽やかに引き上げてくれて味がくどくなるのを抑えています。鍋で温まりたいけど重いものはちょっとという夜にはもってこいですよ。
- 材料を切る工程はわかりやすさを優先して1.にまとめていますが実際には鶏肉だけ先に切って、工程2.、3.をやっている間に並行して残りの材料を切ると段取りが良いです。
- 更に洋食風に倒してキャベツやセロリ、ベーコン、ウィンナーなどミネストローネスープに使う具材を足すのもありかな。パスタの代わりにトッポギをいれるのも面白そう。