ズッキーニは恐らく昭和五十年代くらいから日本でも広く知られるようになった夏野菜です。
イタリア料理やフランス料理が普通に食べられるようになった影響で有名になった気がします。
それでも、未だに胡瓜の仲間と思っておられる方がちらほら。
実はかぼちゃの仲間です。
ついでに言うとかぼちゃも夏野菜の一つです。
僕は長いこと「冬至カボチャ」なんてことばがあるくらいだから冬野菜なのではと思っていたのですが収穫は夏野菜だそうです。
ただ収穫してすぐに食べるのではなく熟成させてから食べるので時期的に冬場に出回るのだとか。
とまれ、フレンチやイタリアンの定番野菜として登場したズッキーニですが、実は和風の料理によく合います。
ということで、お弁当のおかずにこんなのを作ってみました。
【材料】(1人分)
-調理時間:15分-
- 鶏胸肉:100g
- ズッキーニ:半本
- サラダ油:適宜
[下味パート]
- 片栗粉:3g(小匙1)
- 酒:5g(小匙1)
- 塩、ブラックペッパー:少々
[調味料パート]
- 梅干し(叩く):1個
- 濃口醤油:3g(小匙1/2)
- 味醂:9g(大匙1/2)
- 酒:7g(大匙1/2)
- 水:15g(大匙1)
【作り方】
- 鶏肉はそぎ切りにして[下味パート]にもみ込み10分おきます。ズッキーニは5mm厚の半月切りにします。
- フライパンにサラダ油を入れて中火にかけ、鶏肉を重ならないように並べて両面焼き色が付くまで焼きます。これを一旦皿に取ります。
- 2.のフライパンにズッキーニを入れて炒めます。しんなりしてきたら鶏肉を戻し、[調味料パート]を加えて水気がなくなるまで炒めればできあがり。
【一口メモ】
- 味がくどくなくさっぱりしていて美味しいです。味付もそうですけど、鶏胸肉、ズッキーニともにクセのない食材を使ってるのがポイントかも。
- 醤油は風味づけ程度にしましょう。味付けのメインは梅肉です。
- 鶏肉の代わりに白身の魚を軽く揚げ焼きして使っても美味しくできると思います。夏にお薦めの料理ですよ。