スーパーの中を歩いていてその種類の多さに圧倒されるタイプの商品があります。
例えばドレッシング。
数段ある棚をみっしり埋め尽くすほどにいろいろな種類の瓶が並んでいます。
1メーカーから出ているシリーズの種類が多いのもそうですが、そもそもドレッシングを出しているメーカーの数が多いんですよね。
それからレトルトカレー。
ここ数年、ご当地カレーのシリーズを置く店が増えたこともあって博物館かい!
ってツッコみたくなる品揃えです。
それに加えてなんちゃらグランプリで1位を獲ったシリーズ(ご丁寧にも第一回から最新回までのチャンピオン商品が全部そろっている店も少なくありません)、日本各地の名店とのコラボ商品も目白押し。
あと、関西でたまに見かけるのはソースの棚が充実しているお店。
関西には地酒ならぬ地ソースが多数あるのですがこれらをそろえている店の棚も侮れません。
それだけ需要があるんだろうなぁ。
そして……パスタソース。
数多くのメーカーからイタリア人もびっくりな品ぞろえのソースがずらりと並んでいます。
近頃僕がハマっているのはこのパスタソースを使ってご飯ものにアレンジする料理なのですが思った以上に奥が深い。
クリームドリア、ミートドリア、あんかけ炒飯と来て次は4品目に挑戦なのですが今回チョイスしたのはスープパスタのスタイルで戴くソース「あさりコンソメ」なのです。
液体にじゃぶじゃぶ浸っているご飯ということで最初はお茶漬けにすることも考えたのですがいっそ炊き込んでピラフにするか雑炊風にリゾットにしたらどうだろうと考えました。
思いあぐねた結果、リゾットに軍配があがりましてこんな料理を作ってみました。
【材料】(1人分)
-調理時間:12分-
- 冷凍ご飯:1膳分
- さつま揚げ:1枚
- 玉ねぎ:1/4個
- 椎茸:1本
- にんにく:ひとかけ
- バター:10g
- (市販の)スープパスタソース(今回はあさりコンソメ):120g
[仕上げパート]
- ドライパセリ:少々
- 粗挽きブラックペッパー:少々
【作り方】
- さつま揚げはオーブントースターに入れて中温(温度設定ができる機種なら180~200度)で5分焼いて食べやすい大きさに切っておきます。ボウルに冷凍ご飯を入れひたひたの水を張って表面を洗ってザルに揚げます。 ※表面のぬめりを洗い落とすと粘りにくくなりさらっとした仕上がりになります。
- 椎茸はスライスします。玉ねぎ、にんにくはみじん切りにします。
- フライパンにバターとにんにくを入れて中火にかけます。香りが立ってきたら玉ねぎを加えてしんなりするまで炒めます。椎茸とさつま揚げを加えてさっと炒めます。
- 3.にご飯とスープパスタソースを加えてひと煮立ちさせます。蓋をして弱火で3分煮込みます。
- 4.を器に盛り[仕上げパート]を散らせばできあがり。
【一口メモ】
- とっても美味しかったのですがなんか自分の手柄のような気がしません。それだけ市販のパスタソースがよくできているということなんだよなぁ。
- 市販のパスタソースは案外濃い目の味付けになっています。味を見て塩辛いと感じたら少量の水(できれば昆布出汁)で伸ばして調整してください。
- 具材は海老やホタテを使うと高くつくのでさつま揚げを使ってみました。食感がしっかりしていて食べ応えがありますよ。砂糖を多く使っているものもありますので味見をして甘さ控えめのものを使ってください。