江戸時代のおせち料理は食べるものではなくお供えするものだったようです。

三方に載せて床の間に飾って歳神様にお供えする新年の儀式だったそう。
明治時代に入るとお供えしていた料理を後で家族が食べる前提になって料理の内容も変化します。
当時はお膳に移せるスタイルだったようでそれが大正時代にかけて徐々に重箱に詰めるスタイルに変わっていきます。

見た目も美しい重詰のスタイルが確立したのはずっとあとで第二次世界大戦後のこと。
高度成長期にかけて百貨店が豪華なおせちを売りに出したのがきっかけだとか。
更にバブル景気の頃になるともはや伝統的なおせちとはなんの関係もない中華や洋食のごちそう詰め合わせに変化を遂げます。

つまり「おせち料理」=「重箱に詰められたごちそう」という図式はデパートが考案したマーケティング戦略の産物でしかなく伝統でもなんでもないわけです。
なら、家で作るおせち料理をお重に詰めなければならない必然性はないわけで、こんなスタイルのおせち料理があっても良いんじゃないかなと思って作りました。
【材料】(2人分)
-調理時間:5分-
- アボカド:1個
- 数の子の醤油漬け:数本
- スモークサーモン:2、3枚
[ドレッシングパート]
- オリーブオイル:12g(大匙1)
- レモン果汁:7g(大匙1/2)
- 塩:ひとつまみ
- 粗挽きブラックペッパー:少々
【作り方】
- アボカドは縦半分に切って種をくり抜きます。皮を傷つけないように気を付けながら大きめのスプーンでアボカドの実を抜き取ります。
- アボカドは1cm角のさいの目に切ります。数の子、スモークサーモンは小さめのざく切りにします。これらをバランス良くアボカドの皮に詰めます。
- [ドレッシングパート]を合わせてよく混ぜ2.に回しがければできあがり。
【一口メモ】
- 見た目も華やかなサラダに仕上がります。アボカドの皮を器に使っているのもオシャレ。そしてドレッシングはシンプルだけど美味しいです。
- 赤色の色目が欲しくてスモークサーモンをチョイスしましたがボイルしたむきえびなどでもOKです。
- 手持ちがあればアクセントに貝割れ大根を添えると鮮やかな緑が新年らしさを演出できて良い感じ。

