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スープ

ガルビュール

よその国の料理を勉強する際には日本で有名な料理だけでなく日本ではメジャーじゃないけどその国では誰もが知っている家庭料理なんかも勉強すべきというのが僕の持論です。

例えば天ぷら、寿司、蒲焼き、カツ丼だけ食べて日本料理を知ったというのはやっぱりおこがましいですよね。

茄子の煮浸し、揚げ出し豆腐、雷こんにゃくなどなどあまり外国では知られていない和惣菜はいくらでもあります。

それと同じことでフランス料理と言っても日本人がすぐに思い浮かべる生クリームやバターをたっぷり使った料理はノルマンディー地方などの北西部で食べられているものでそれだけがフランス料理ではありません。

南に行けば南の東に行けば東の特徴的な郷土料理があります。

特に隣の国との国境近くでは隣国の影響を受けるようで東北部のスイス国境近くに行くとチーズを多用した郷土料理があるようです。

アルプスの少女ハイジの世界だな。

同様に南西部、スペイン国境近くなるとスペイン料理の影響を受けるらしい。

ガルビュールはスペインとの国境近く、バスク地方で食べられる野菜と豆のスープ。

同地だけでなくフランス全土でも人気のスープだそうです。

そのわりに日本ではあまりメジャーじゃないよなぁ。

こういった料理をこれからも勉強していきたいなと思ったりします。

【材料】(2人分) 

調理時間:15分-

  • キャベツの葉:100g
  • 玉ねぎ:1/2個
  • 人参:1/2本
  • じゃがいも:1個
  • ベーコン:50g
  • オリーブオイル:12g(大匙1)
  • 白いんげん豆の水煮(なければミックスビーンズ):100g
  • 水:400g(カップ2)
  • チキンコンソメの素:1キューブ
  • 塩、ブラックペッパー:適宜
  • ドライパセリ:少々

【作り方】

  1. 野菜類とベーコンは1cm角に切ります(じゃがいもは皮を剥いてから角切りにします)。
  2. 鍋にオリーブオイルを入れて中火にかけ温まったらベーコンを入れて炒めます。更にキャベツ、玉ねぎ、人参、じゃがいもを加えてしんなりするまで炒めます。
  3. 2.に水、チキンコンソメ、白いんげん豆を加えてひと煮立ちさせ蓋をして弱火にし、10分煮込みます。
  4. 味見をしながら塩、ブラックペッパーで調味すればできあがり。スープ皿に入れてドライパセリを振って戴きます。

【一口メモ】

  • かなり僕らが想像するフランス料理とは違いますが僕らが普段夕飯で食べている料理を和食と言ってもフランス人の方々は変な顔をするかもしれませんのでおあいこでしょう。けど、素朴で美味しいです。
  • 一緒に飲むなら白ワインがオススメです。
  • ポピューラーな具材としては生ハムなどもよく使われるようです。いささかオリエンタルなテイストになってしまいますが細切りの生姜を加えても美味しそう。

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