鶏じゃが
2021/6/9
「こんなのすき焼きじゃない」 映画「ALWAYS続・三丁目の夕日」の中のセリフです。舞台は昭和30年代半ばの東京下町。 親戚の娘を預かることになった町工場の女将さん(薬師丸ひろ子)は奮発して豚肉のすき ...
鶏と蓮根の甘酢煮
2021/5/31
冷蔵庫がなかった時代、酢は食料品の守り神でした。 鮮度の落ちやすい魚や野菜を酢漬けにすることで長持ちさせるというのは経験から得た知恵だったのでしょう。 酢の歴史は酒の歴史とほぼ同じ長さです。 酒に含ま ...
大根と鶏のさっぱり煮
2021/5/13
僕はわりと部屋や机の上が散らかっているのが気になる質で目に付くとすぐに片付けるので比較的部屋の中はすっきりしています。 だからと言って物の整理がきっちりしているかというと全然そんなことはないんですねこ ...
鶏皮味噌煮
2021/5/10
呉市は広島県にある臨海都市で明治の頃から軍港として栄えた街です。 今も海上自衛隊の基地があり、勤務する自衛官は6600人を超えるのだとか。 そんな呉の居酒屋に入るとお品書きに必ずと言っていいほど並んで ...
砂肝の天ぷら
2021/4/26
僕が入社した年の冬に会社が大阪の京橋に移転しまして、以来、横浜に転勤するまでの25年間毎日毎日、1時間かけて京橋まで通勤しておりました。 で、仕事が終わればさっさと帰れば良いものを酒飲みの性で寄り道せ ...
ずりわさ
2021/4/22
山椒は小粒でもぴりりと辛いなんてことわざがあります。 体は小さくても才能や技能に優れていて侮れない人を指す言葉ですね。 料理の中でも小ぶりだと侮っているとひどい目に遭うものがあります。 たとえば小鉢料 ...
ささみの甘唐揚げ
2021/3/30
昭和の時代に比べて今のスーパーやコンビニのお惣菜って進化したと思うのですがどうでしょう? まず、種類が圧倒的に豊富になった気がします。加えて、如何にもパートのおばちゃんが集まって手作りしましたという雰 ...
鶏とひじきのつくね
2021/3/19
僕の母は料理が好きな人で「普通は家で作らんだろう」というようなものでも作ってしまう人でした。 でも、振り返ってみると僕が小さかった昭和四十年代、五十年代ってまだまだ『家』がしっかりしていて夕方になった ...
ささみの香味和え
2021/2/16
結婚してすぐの頃、新居の近くに居心地の良い居酒屋を見つけまして、ちょくちょく寄り道しては嫁に恨まれてました。 その店の人気メニューにささみ明太子というのがありました。 観音開きにしたささみに大葉を敷い ...