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鯖の柚庵焼き
2023/6/22
ミステリー小説で犯罪の目撃者を錯誤させるトリックのひとつに「見えない人」というのがあります。 ネタばれになっちゃいますが古典的な名作だと新婚旅行で豪華客船に乗船した夫婦の夫が失踪する話なんかがあります ...
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鰹のたたきの納豆和え
2023/6/17
絶対、押すなよ。 絶対だぞ。 というセリフはダチョウ倶楽部の伝統芸ですが、「やってはいけない」という禁忌感は人を捉えて離さない麻薬のような効果があるようです。 ふぐは食べたし、命は惜ししなんて格言が残 ...
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ハムとチーズ入り卵焼き
2023/6/10
太平洋戦争後、日本の食文化はがらっと変わっちゃいました。 1950年代からバブル期に至る1990年代までの40年間はそれまで誰も食べたことのない料理が生まれるラッシュになりました。 いろいろな要因が重 ...
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ささみとオクラの辛子酢味噌和え
2023/6/19
辛さを表現する英語は2種類あるそうです。 ひとつはhot系の辛さ。 カプサインシンを含む食品を食べたときの汗ばむような辛さでカレーや四川料理の辛さはこれにあたります。 もうひとつはsharp系の辛さ。 ...
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アイゴの塩焼き
2023/6/5
週末、買い出しにでかけて魚屋さんを覗くといつも思うことがあります。 「種類が多い」 肉屋さんは部位の種類は多様でも肉の種類は牛、豚、鶏の3種類が大半。 この差は何なんだと思っちゃいます。 それだけ日本 ...
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鶏と大根の照り煮
2023/6/2
「宝箱にはふたがある」なんか名言っぽく言ってみましたが、ふたのない宝箱を想像してみてください。 密林の奥地。 危険な動物や底なし沼の危機をかいくぐりやっと見つけた宝箱にふたがついていなかったら…… 発 ...
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牛肉のしぐれ煮
2023/5/28
「食戟のソーマ」は数あるお料理漫画の中でもちょっと異色な作品だったと思います。 人情噺を主軸にする物語でもなく、食文化の偉大さを提唱するわけでもなく拘るのは美味しい料理を作るというその1点のみ。 そこ ...
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鰹のたたきの梅しそダレ
2023/5/27
こち亀の両さんは作中で様々な職業に就いていますがわりと長く勤めている仕事として親戚が経営する寿司店で板長をやっていたりもします。 とある回のエピソードで寿司通の学校の先生をへこませる話がありました。 ...
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豚バラと山芋のみぞれ煮
2023/5/25
馴染みの居酒屋のご主人から店の品書きを作る際のポリシーを聞いたことがあります。 「家でも作れるものは店では出さない。この店でなければ作れないものを食べてもらう」 至極まっとうで立派な考えだと思います。 ...
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牛肉とししとうの佃煮
2023/5/14
かれこれ10年近く前のレシピメモを読み返しました。 ししとう2パックで100円!! つい勢いで買ったは良いけど、2パックは多すぎた…… なんて書いてある。いや、単身赴任の一人暮らしでその量はホントどう ...