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厨房日誌

倹約の極意、3%の威力

うちから自転車で10分そこそこのところにあるスーパーは特売を滅多にやりません。

エブリディ ロープライス》

その代わり、全品他店より少し安めですよっていうのがポリシーなのです。

そのスーパーの名は「」ストア。関東にしか展開していないのが残念ですが、近所にあればぜひおすすめしたいスーパーです。

ふつう、スーパーに行くとよく「広告の品」なんてシールが貼られた商品があって、「おおっ」て思うくらい安い値段だったりしますよね。

あれは一種の釣り餌なのです。それを目当てに店に来た人がついでにあれもこれも買って行ってくれるのを狙ってるんですよね。

その分、他の商品はより希望小売価格に近くトータルの買い物額は案外安くならなかったりします。

なので、広告の品を狙う時、僕はその一点のみ購入してそそくさと店を出るというのをよくやっちゃうんですけどね(せこいなぁ)。

こらこら、いらんものを入れるんじゃありませんて。

で、くだんのスーパーは100円の入会金で会員になることができて、買い物する際に会員証を提示すると食料品が全品3%引きになる特典があります。

10%引きや20%引き、果ては半額なんてシールを見慣れた僕らからすると3%ってびみょーと思われるかもしれませんがこれがなかなか侮れないのですよ。

だって、そこで買い物している限り消費税5%で生活していることになるのですから!!

もしいつか、食料品の消費税が10%に引き上げられたって消費税7%生活なのです。

僕は単身赴任でひとり暮らしの頃はざっと1ヶ月2万円くらいの食費で生活をしていました。娘がやってきてからは3万円。

それが3%オフになるということは約600円浮くという計算。

1年で7200円浮きますから。この生活をしていれば1年に1回はちょっと豪華な夕飯を外食できるくらいの余裕ができるのです。

それにね、ここのスーパーは全商品の値段を等し並に押し下げてくれているのでホントお得なものが多いのです。

例えば500mlのペットボトルジュースが平気で68円なんかで売られています。

それもキリンレモンや三ツ矢サイダー、カルピスなどメジャーどころが。

バイヤーさんの腕が良いんでしょうね。例えば、僕の職場の売店で同じジュース類はだいたい130円~150円はするので、倍近い差が出ちゃいます。

僕は1日1本、こういった清涼飲料水を飲む習慣があるので週末に5本(=出勤日の本数)をこのスーパーでまとめ買いします。するとね、こういう計算ができるのです。

職場の売店で買う場合に比べて1本あたり約62円浮くことになる。

ということは1週間で310円、1ヶ月で1240円浮く。つまり1年ではなんと1万4千880円浮くのです。

会員特典の3%引きと合わせるとこのスーパーを贔屓にしている限り実に1万5千326円も浮いちゃうという現実。

エクセレント!!

人は倹約する時、すぐ我慢することを考えます。

「コーヒーが飲みたいけど今月はピンチだから我慢我慢」だとか「あ、これ美味しそう。けど、ちょっと高いな。こっちの定食にしとこうか」だとか。

けどね、このやり方なら毎日ジュースを1本飲むという生活を我慢することなく、豪華な寿司かフレンチのコースを優雅に楽しめちゃうのです。

やっぱ、元値が他所より安いのに、さらに全品消費増税分3%カット! この威力は侮れません。

たかが3%、たかが数十円と思うなかれ。

毎週の出費を判で押したようにほんの少し少なくする工夫ができれば積もり積もってすごい額になります。

倹約ってのはこんな風に我慢していると自覚しないやり方をする方が長続きするんじゃないかな。

2020/03/11 Wed.

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