その昔、来日したロシアのオペラ歌手フィヨドール・シャリアピンが「ステーキが食べたいんだけど、歯が悪くて堅いものが噛めない!!」と嘆きました。

それを聴いた帝国ホテルの料理長が考案したのがシャリアピン・ステーキというお料理。
ステーキ肉をおろし玉ねぎに漬け込んで焼いた後、この玉ねぎをベースにしたソースで戴きます。
実は玉ねぎにはタンパク質を分解する酵素が含まれておりまして、お肉をおろし玉ねぎに漬け込むとタンパク質が分解されてとても柔らかくなるのです。

もちろん、お肉であれば豚や鶏にも応用できるわけで夕飯にこんなお料理を作ってみました。
【材料】(1人分)
-調理時間:70分-
- 鶏胸肉:150?200g
- おろし玉ねぎ:1/8個分
- おろしにんにく:ひとかけ分
- [調味料パート]
- はちみつ:11g
- 濃口醤油:18g(大匙1)
- 味醂:9g(大匙1/2)
- 酒:7g(大匙1/2)
- ブラックペッパー:少々
【作り方】
- [調味料パート]を合わせて電子レンジの強で30秒チンしてからよく混ぜます。
- 鶏胸肉は観音に開いて厚みを均等にしおろし玉ねぎとおろしにんにくをよく塗します。これに1.を回しがけて時々ひっくり返しながら1時間漬け込みます。
- 2.の鶏肉だけを取り出して魚焼きのグリルでこんがり焼きます。
- 3.をフライパンに入れて中火にかけ2.の漬け汁を回しがけて絡めながら水気がなくなるまで煮詰めればできあがり。
【一口メモ】
- 「えっ?鶏肉?」っていうくらい柔らかかったです。なのにちゃんとかみ締まりもあるのが不思議
- 味付けはオーソドックスな照り焼きににんにくと玉ねぎの風味が加わって食欲をそそられます。これ結構ヒットかも。
- 甘さはちょっと控えめです。物足りない方は砂糖を少し足してみてください。

