目鯛は寒い時期が旬のスズキ科の海水魚です。

ダルマと呼ぶ地域も多いみたいですね。
他に福島ではアゴナシ、熊本ではタルメなどとも呼ばれるようです。
味は淡白で煮付けなどに合いますが、洋風にカルパッチョ(薄造り)やアクアパッツァにするのも美味しそう。

ブイヤベースは元はフランスの漁港が発祥の売れ残った魚で作るごった煮だったのですが、だんだん進化していき今日では本格的なフランス料理の仲間入り、世界三大スープの一つに数えられれることもあります(でも、トムヤムクン、ボルシチ、フカヒレスープの方が日本ではメジャーかな)。
【材料】(1人分)
-調理時間:20分-
- 目鯛(白身の魚ならなんでもOK):一切れ
- 付け合わせの野菜類:今日は椎茸、人参、白ネギ
- にんにく:ひとかけ
- 酒:50g(50cc)
- コンソメの素(顆粒):3g
- トマト缶:100g分
- オリーブオイル:少々
[下味パート]
- 塩:2g
- 酒:5g(小匙1)
【作り方】
- 目鯛は[下味パート]の塩と酒を振り10分休ませます。野菜類はあらみじん切りにします。にんにくはみじん切りにします。トマトにコンソメの素を加えてよく混ぜておきます。
- フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れ弱火にかけ焦がさないように火を通します。
- にんにくの香りが立ってきたら野菜類を加えて中火にし1分ほど炒めます。更に目鯛を入れて身の方から先に表面が焼き色が付く程度まで焼きます。ひっくり返して皮の方も焼きます。
- 3.に酒50ccを加えて蓋をし強火で1分蒸し焼きにします。
- 4.にトマトを加えて強火にかけ水気が1/3程度になるまで煮たらできあがり。
【一口メモ】
- わりとはっきりした味でトマトベースの料理が好きな人には特に喜ばれそうです。目鯛が淡白なのでソースによく合いますね。
- もっとじっくりことこと煮ると魚の出汁が出て旨みがアップするかも。あと、他の魚や海老、貝類を加えるとぐっと本格的になりそうです。

