クリスマスに出される料理というとチキンとかローストビーフとか肉料理はすぐに思い浮かぶのですが魚料理というといま一つピンときません。
これはたぶん日本人が抱くクリスマスのイメージがアメリカ映画で刷り込まれていることと関係があるのかなと思ったりしています。
ヨーロッパのクリスマスのお料理はもう少し地味でしっとりした印象があるんですよね。
また、いろいろ勉強しましょうと思っていた2012年頃。
その年は思い付きでこんなのを作ってみました。
グリエは直火焼きの調理法です。
コンロのグリルを使っても良かったのですがその年は耐熱皿を新調したことも合ってオーブンで焼きました。
ソースはちょっとイタリアンっぽいですね。
【材料】(4人分)
-調理時間:20分-
- 鮭:4切れ
- 強力粉:少々
- 塩:少々
- ブラックペッパー:少々
- プチトマト:4個
- (お好みで)サラダセロリ:少々
[ソースパート]
- トマト缶:1/4個
- バジル:数枚
- 玉ねぎ:1/4個
- セロリの茎:5cm
- にんにく:ひとかけ
- オリーブオイル:少々
- 濃口醤油:18g(大匙1)
- バルサミコ酢:10g(小匙2)
- ブラックペッパー
【作り方】
- 鮭に塩、ブラックペッパーを軽く振り茶漉で強力粉を薄く振って塗します。これを耐熱皿に入れて230度に予熱したオーブンで15分焼きます。途中ひっくり返すのですが身が柔らかいのでフライ返しを使うのがお薦め。
- 1.をやっている間ににんにく、バジルは微塵切りにし、玉ねぎ、セロリは細切りにします。
- フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて中火にかけ香りが立ってきたら玉ねぎ、セロリを加えて炒めます。しんなりしてきたら[ソースパート]の残りの材料を加えて水気が半分以下になるくらいまで煮詰めます。
- 1.に3.を回しがけ、櫛形に切ったプチトマトとサラダセロリをあしらえばできあがり。
【一口メモ】
- イタリアンなのだけどちょっと和風なテイスト。甘辛が利いていて日本人向けの味付けかもしれません。
- 焼き物料理の衣(?)では薄力粉より強力粉の方が香ばしく焼き上がるのでお薦めです。
- 鮭に限らず白身魚ならなんでもOK。チキンを使うのも楽しいです。