このレシピメモを書いたのは2012年の夏。
読み返してみると物価の感覚がバグっていて面白い。
なんかたった10年ちょっとでもろもろ爆上がりしちゃったなぁ。
ともあれ、ここからタイムスリップです。
今夜のメインディッシュはビーフシチュー。
昨日、よく行く肉屋さんで黒毛和牛のすね肉が300gオーバー入って500円だったのです。
こんな値段で良いのか?
ということで、もう一品は冷菜にしたいなと考えておりました。
ただ、炎天下買い物に行くのは面倒。
加えて、冷凍保存しているお肉やら半端に残っている野菜が結構ある。
ということでこんな料理を作ってみました。
なにげに、この山かけの味付けはお薦めだったりします。
【材料】(2人分)
-調理時間:30分-
- 鶏胸肉:100g
- 山芋:3cmくらいの輪切り
- 夏野菜:今日はおくらと茗荷
[酒蒸しパート]
- 酒:15g(大匙1)
- ごま油:4g(小匙1)
- 塩:少々
[山掛けの味付けパート]
- 水:22g
- 干し貝柱スープ(顆粒)なければ鶏ガラスープ(顆粒):2g
- 酒:7g(大匙1/2)
- 薄口醤油:3g(小匙1/2)
【作り方】
- 鶏胸肉は5mm厚に均一にスライスして[酒蒸しパート]
- をよくまぶし5分おきます。ラップをかけて串で穴を数カ所開け、電子レンジの強で5分間チンします。そのまま10分おいて冷まします。
- 1.をやっている間に夏野菜を食べやすい大きさに切り、山芋をすり下ろして[山掛けの味付けパート]
- と合わせよく混ぜます。
- 1.が冷めたら手で細く裂きます(ストリングチーズの要領です)。
- 夏野菜と3.を合わせてよく和え上から山かけをたっぷりかければできあがり。冷蔵庫で冷やして戴きましょう。
【一口メモ】
- インスタントの出汁の素と醤油、酒で風味付けした山かけですが、どうしてなかなか侮れません。思った以上に濃厚な味でひんやりと冷えていることも相まって夏の夜が楽しくなる一品だと思います。
- ぜひ、よく冷やしてお召し上がりください。
- お好みで練り梅を加えるとさっぱり感が増すと思います。
- 結構、野菜の濃厚な風味が楽しめて美味しいです。お肉は結構さっぱりした味になります。サラダにかけるとダブルで野菜が摂れそうですね。
- 山かけの作り方は実はかなり雑に手抜きをしています。本格的な懐石風に作る場合は以下の手順でやってみて下さい。
- 出汁昆布を使って出汁をひく(って、大匙1.5くらいなんですけど)
- 昆布出汁と酒、醤油を一煮立ちさせ自然冷却で冷ます。
- 冷めたら山芋をおろして合わせる
- なんか、見てるだけでめんどくさそうですよね。ただ、最初のだし汁のプロセスは一つ技があります。300ccとか600cc分の出汁を引いておいて、アイスキューブのケースに入れて冷凍しちゃうのです。凍ったらビニール袋に入れて冷凍保存。必要なときに1個、2個と取り出して使うととても便利です。