『シュワルツェネッガー、40年越しの「コナン・ザ・グレート」新作に出演へ』
先日、そんなネットニュースを見かけて思わず二度見してしまいました。
「いやいや、コナン・ザ・グレートって僕が高校生だった頃の映画じゃん」──その僕がすでに還暦を過ぎているということはシュワちゃんはもっとご年配。
いまさら、マッチョがウリな役柄が務まるのかしらと心配になりました。

けど、あらすじを読むと40年間王国に君臨していた老コナン王が王国を追放される物語とのこと。
なるほど、そう来ましたか。
ならば、ちょっと観てみたいかも。
俳優業では自分の外見やキャラクターがジャマをしてキャスティングに恵まれないなんて話をよく聞きます。

初期のモンローはお色気路線を押し出した役が多かったようですし、阿部寛も日本人離れした容姿からイケメンキャラばかり求められて苦労したらしい。
アーノルド・シュワルツェネッガーもボディービルダー出身ですからデビュー当時はマッチョ(なだけ)の役が多かったみたい。
エージェントやキャスティング担当者から、『体が変だ』『アクセントがおかしい』『名前が長すぎる』など散々な言われよう。
『どこに行ってもチャンスはない』と言われて凹んでいたと本人も語っています。
そんな中、1982年に公開された『コナン・ザ・グレート』は興行的にも成功し、これを機に彼はスターダムへの階段を上り始めます。

だからきっと、思い入れの強い作品なんでしょうね。
40年を経て主役のオファーを受けた理由がわかる気もします。
いずれにせよ、人目を惹く美貌や人並外れたプロポーションなど、本来は俳優業の強力な武器になる特徴が色物扱いされてかえって自分の足を引っ張る結果になるとは──なんとも皮肉でちょっと気の毒な気もします。
今日紹介するレシピで使うパプリカも普及し始めた頃は文字通り「色物」扱いする人が少なからずいました。
既にピーマンの認知度は高かったので、「ピーマンは緑色の野菜」という先入観を持つ人が多かったのでしょう。

なんか変な色のピーマン──なんて思われていた気がします。
カラーピーマンと呼んでいる人もいたな。
けどね、ピーマンとカラーピーマンは分類上はどちらもナス科トウガラシ属の野菜なのです。
違いはピーマンは未熟な状態で収穫されて出荷されたもの。
カラーピーマンは完熟まで育ててから収穫したものというだけなんですよね。

完熟のピーマンの総称をカラーピーマンと呼びますが、その中でもパプリカは肉厚で大ぶりな品種です。
食べてみればわかりますがピーマンのような苦みもなく、むしろ甘みがある。
それだけでなく完熟なだけあって、栄養価もピーマンよりずっと高くて特にビタミンC、β-カロテン、ビタミンEなどの栄養素はピーマンの約2~5倍だそうです。
そんなパプリカも認知度が高くなるにつれてその色鮮やかな見た目や栄養価の高さが注目されてサラダなどを中心に人気の野菜になってきています。

今ではパプリカを見ても「色物」扱いする人はあまりいないでしょう。
さしずめパプリカは野菜界のアーノルド・シュワルツェネッガーといったところかも。
コナン・ザ・グレートの新作の公開スケジュールはまだ発表されていませんが今からちょっと楽しみです。
40年の時を経て俳優として完熟したシュワちゃんはどんな演技を見せてくれるでしょうか。

考えただけでもワクワクしますね。
【材料】(2人分)
-調理時間:10分-
- スモークサーモン:1パック(容量が60?80gのもの)
- 玉ねぎ:1/4個
- パプリカ(赤):1/4個
- パプリカ(黄):1/4個
- (あれば)刻みパセリ:少々
- 粗挽きブラックペッパー:少々
[マリネ液パート]
- 砂糖:3g(小さじ1)
- 塩:2g(小さじ1/3)
- 白ワインビネガー(なければ酢):30g(大さじ2)
- オリーブオイル:12g(大さじ1)
【作り方】
- 玉ねぎ、パプリカを細切りにします。[マリネ液パート]をボウルに合わせてよく混ぜます。これに玉ねぎ、パプリカを加えて5分ほど漬け込み、味をなじませます。待っている間にスモークサーモンは食べやすい大きさに切っておきます。
- 食べる直前にスモークサーモン、刻みパセリ、粗挽きブラックペッパーを加えてざっくりと混ぜればできあがり。
【一口メモ】
- おせち料理用にパプリカ(赤と黄)を仕入れていたのでシェアしました。スモークサーモンと合わせて定番のソースでマリネにしてみました。一瞬でできるサラダ料理なので覚えておくと忙しい日に助けてくれますよ。
- パプリカはピーマンと同じナス科トウガラシ属の野菜ですが、見た目が華やかだけでなくビタミンCやβ-カロテン、ビタミンEなどの栄養素がピーマンの約2?5倍と非常に豊富です。ちょっとお高めですがそれだけの値打ちはありますのでサラダなどにぜひ使ってみてください。
- ちなみに香辛料のパプリカはこの果肉を粉末状にしたもので同じ名前が付いています。
- このレシピではスモークサーモンを使っていますが生サーモンを使うと予算を抑えられそうです。あるいは特売の刺身でもOK。サーモンに比べて色目が地味になりますがパプリカの鮮やかな色がそれを補ってくれるので問題なしです。さらに安上がりに済ましたいならツナ缶を使うという手もありますよ。

